今日聴いたCD

Kaito / ゆらゆら帝国

Kaito 『special life』 ヒロシワタナベの最高傑作はダントツでこれだと思う。Quadra名義での1st『Sketch from a moment』やKaito名義の2nd『Hundred Million Light Years』もいいアルバムなんだけれど、『special life』に比べるとやや軽い印象。この人のロ…

柴咲コウ

柴咲コウ 『ひとりあそび』 さり気なく歌ってるようで実は物凄くしっかり「演技」して歌ってる、というのが私的柴咲コウ評。"不自然な空気と果実"なんて上手に歌うのがかなり難しい曲だと思うんだけど、簡単に歌いきってて凄いと思う。ゴキゲンなファンキーU…

坂本真綾

坂本真綾『夕凪LOOP』 公式サイトでの試聴が首を傾げたくなるような内容だったので、購入を見送ってたアルバム。何故か今になって行き着けのレンタルショップに入荷されてようやく聴けたけど……うーん、やっぱりイマイチだなぁ。当たり障りのない平凡なアレン…

bonobos / System F

bonobos 『HOVER HOVER』 フィッシュマンズやポラリスに似てる、という評判で気になってたバンド。ダブやレゲエの影響が強いトラックとか、ヴォーカルの声質とか、確かにそれっぽい雰囲気があるなー。でもフィッシュマンズやポラリスのような浮世離れした感…

Asian Dub Foundation / Afra & Incredible Beatbox Band / TOKONA-X

Asian Dub Foundation 『KEEP BANGIN’ON THE WALLS − ADF LIVE TOUR 2003』 普段のアルバムは「ハードなことやってるわりには、意外と線が細いなー」っていう印象のADFだったけど、このライヴ盤は骨太。メロディックな2MCが凄くノリノリで楽しいし、饒舌なベ…

柴咲コウ / 小沢健二 / 岡村と卓球

柴咲コウ『ひとりあそび』 "若手クリエーター"を何度もリピート。いや、この曲ホント面白いわ。ドラムンベースポップ(坂本真綾"doreddo 39"とかRam Jam World"嘘つきな裸"とかSUGIZO"LUCIFER"とか、その辺)フェチにはたまりません。「あれ?このベースって…

柴咲コウ / DJ Krush

柴咲コウ『ひとりあそび』 UKガラージ調の"不自然な空気と果実"、ドラムンベースな"若手クリエーター"など、曲は多彩かつ高品質。打ち込みの音がやや過剰気味なところはあるけれど、それはまあ許容範囲。ちょっと捻りの聴いた言葉選びも歌詞カード眺めてるだ…

Juno Reactor

Juno Reactor『Shango』 ミュージックマガジン風に言うと「圧倒的な空間捻じ曲げ力」な1枚。もう1曲目の"Pistolero"からして破壊力が違う。何この魅惑のスパニッシュギター。そしてブリブリのベース、チャカポコなパーカッション、エキゾチックな女性ヴォイ…

Brian Eno

Brian Eno『DESERT ISLAND SELECTION』 "Julie With"は何度もリピートしてるけど、ホントいい曲。ゆったり感を演出する、音の隙間の使い方が絶妙。ストイックになりすぎてないのもいい。ロマンティック。

Brian Eno / OOIOO / V.A.

Brian Eno『DESERT ISLAND SELECTION』 巨匠イーノの1973年から1978年の作品を掻き集めたアルバム。アンビエントあり、歌モノありでアルバム全体としてあんまり統一感のない感じ。個々の曲の質自体は、勿論最高。初めて聴いた曲の中では"Julie With"が特に良…

Talvin Singh / V.A.

Talvin Singh 『ok』 タブラやらシタールやら沖縄民謡のコーラスやらアジアンな要素をぶち込みまくった、エキゾチック・ヘンテコ・ドラムンベース。はっちゃけ具合が素敵。それでいて知性的だし、ゾクゾクするような色気もある。チャカポコチャカポコいって…

Peshay / サンタラ

Peshay 『MILES FROM HOME』 ソウルフルなヴォーカル、太いベース、ソリッドなドラム、ジャジーな音色、等々ドラムンベースが魅力的であるための条件が全て揃っている好盤。Remix誌に「いい作品をたくさん作ってるのにセールス面で恵まれていない」って書か…

ヲノサトル / レイ・ハラカミ

ヲノサトル 『BIKINI MOON』 底抜けに明るい幸せ系ドラムンベースポップ"BIKINI MOON"、ロリ声&ピコピコシンセ音なトリップホップ"VACANCE"、明和電気をヴォーカルに迎えたマイムマイムのお馬鹿カヴァー"MAYIM MAYIM"など、オシャレなんだけど微妙に頭のネ…

Rovo / Ken Ishii

Rovo 『Live At 日比谷野音 2003.05.05 - Man Drive Trance Special - 』 聴いてるだけで宇宙への精神トリップ確定な、日本最強の人力トランスバンドのライヴ盤。華麗に上空を飛び回るヴァイオリンの音色、圧倒的な手数のツインドラム、ひたすら高揚感を煽り…

Roni Size Reprazent / Space Cowboy

Roni Size Reprazent 『new forms』 ドラムンベース金字塔。硬質で硬派でヘヴィーでスタイリッシュで、そして何より切れ味抜群。カミソリのような、などという軟弱なシロモノではなくて、上段構えから日本刀でひたすらザクザク切り込んでいく感じ。その豪快…

DCPRG / レイ・ハラカミ

DATE COURSE PENTAGON ROYAL GAREDEN 『Structure et force』 「構造と力」というアルバム名は、多分「構造的に作られた音楽の持つ力はすげーんだぞ。それを俺らが教えてやる」という意思表示なんだと思う。ポリリズムの極致というか、音と音がずれていくこ…

トルネード竜巻

トルネード竜巻『アラートボックス』 シングル曲の"ブレイド"や"恋にことば"が名曲なのは当然として、哀愁と疾走感が共存する"低空飛行"やピコピコしてて楽しげな"ユグレデスカ""Road To Montreux"もいい曲。もっと売れていいと思うんだけどなー。やっぱり、…

坂本真綾 / 古明地洋哉

坂本真綾 『ハチポチ』 今日は"プラチナ"ばっかり聴いてた。転調しまくり&ストリングス暴れまくり&キラキラ質感の高速かっとびポップ。テクニカルなことを軽やかにやってのける、その技量と肝の据わり具合(メインストリームのポップスでこういうことやる…

V.A.『Pop Ambient 2005』

V.A. 『Pop Ambient 2005』 名前通りポップめなアンビエントばかりを集めた、ドイツのレーベルKOMPACTのコンピレーションアルバム。かつてのアンビエントテクノの名門レーベルR&S(最近復活した、という情報あり。でも具体的にはよくわかんない)の某コンピ…

Orange Range / Ram Jam World / 坂本真綾 / トルネード竜巻

Orange Range『musiQ』 ミクスチャー、ニューウェーヴ、ファンク、果てにはポストロック風味の曲まで無節操にぶち込んだ、おもちゃ箱みたいなアルバム。表向きの軽薄さとは裏腹に、根底にあるのは確かな楽曲構築力とリスナー気質的な音楽愛。無邪気を装って…

Inner City / ニポポ / V.A.

Inner City 『Big Fun』 デトロイトテクノ/シカゴハウス史におけるレジェンド級の超名曲"Good Life""Big Fun"を含む、1989年のアルバム。当然の如く名盤。ファンキーでソウルフルで、それでいて切なさや温もりも感じさせる。これぞダンスミュージック。 V.A.…

中島美嘉 / Ural 13 Diktators / レイ・ハラカミ

中島美嘉 『LOVE』 音の配置の丁寧さが光る職人芸ポップ"Venus In The Dirk" → 大沢伸一色全開のクラブジャズナンバー "Love Addict" → ゆったりとしたトリップホップ風味の"aroma" という序盤の流れがとにかく素晴らしい。『LOVE』聴く時は、いつもこの3曲…

レイ・ハラカミ / V.A.

レイ・ハラカミ feat. 原田郁子『暗闇の色』 日本科学未来館のプラネタリウムのサントラ。「feat. 原田郁子」ってなってるけど、原田は詩の朗読で参加してるだけ。プラネタリウムのガイドブックがついてたのでお得感アリ。CDが半透明でちょっと驚いた。「お…

坂本真綾 / David Bowie

坂本真綾『ハチポチ』 真綾の10代の頃の歌声には神が宿ってると思う。"ポケットを空にして"の「さあ 旅に出ようよ」の「う」から「よ」に流れる瞬間とか、「でも願いごとが わからない」の「願い」の部分の発音とか、『Light of Love』の「その手を今伸ばし…

Hiroshi Watanabe

Hiroshi Watanabe『Klik Records Tribute To The Most Imaginative Japanese Producer』 このアルバムの"Sky"って曲が大好き。当代随一の叙情派テクノ/ハウスクリエイターの初期衝動がぎゅっと詰まった、Quadra名義での初作(だったはず、確か)。シンプルで…

トルネード竜巻 / Spank Happy

トルネード竜巻のシングル『言葉のすきま』 シングル。中古で380円だった。トルネード竜巻といえばプログレ、というイメージだったけどタイトル曲はニューウェーヴ色強め。4つ打ちでピコピコ。でも随所に散りばめられたヘンテコな効果音とか歪みまくったギタ…