柴咲コウ

柴咲コウ 『ひとりあそび』
ひとりあそび
さり気なく歌ってるようで実は物凄くしっかり「演技」して歌ってる、というのが私的柴咲コウ評。"不自然な空気と果実"なんて上手に歌うのがかなり難しい曲だと思うんだけど、簡単に歌いきってて凄いと思う。ゴキゲンなファンキーUKガラージ・ポップ。いいよこれホントに。「所詮は女優のお遊びだろ」なんて思ってる人は、騙されたと思って聴いてみなさいって。びっくりするから。
ところで、ミュージックマガジンのレビューで保母大三郎が「曲は打ち込みよりも生音重視の方がいい」って書いてたけど、俺は逆に打ち込み重視がいいと思う。確かに音の詰め込みすぎで安っぽくなってしまってる部分はあるけれど、ポップスとしてはそれは逆に味になってるし、何より柴咲コウの歌声と相性がいい。