サッカー日本代表vsイエメン代表

今日から仕事。盆休み短いよ、この会社。


昨日のサッカー日本代表の試合は過密日程で選手のコンディションは低く連携も取れていない、その上イエメン代表は思いっきり引いてカウンターすらまともにやる気がないという、非常に難しい状況下での一戦。まずは2-0という結果が出て良かった。
前半に点が取れなかったのは運動量の無さが一番の原因ではあるけれど、遠藤や加地が攻撃時に曖昧なポジショニングを繰り返した事も大きかった。先発メンバーを見た時に「おいおい、この布陣でちゃんと攻撃の形を作れるのかよー」とちょっと心配になったけど、試合が始まってみたら全くその通りの展開に。2人ともトリニダードトバゴ戦の時には呼ばれていなかった選手だったから、連携が取れないのも当然。
そんな状況だったから後半羽生を投入する時には遠藤を下げるんだろうなーと思っていたら、何と代えたのは駒野。オーバーラップこそ遠慮がちだったものの精度の高いロングボールを何度も放り込んで攻撃の形を作っていて、及第点以上のプレイをしてた駒野を代えるのは(しかもそのポジションに三都主を入れるのは)意外だった。でもよく考えれば、この交代って「守備を軽視してでも点を取りに行くぞ」という意思表示としては効果的だったんだよなー。オシム監督下ではおそらく特殊なオプションになるであろう「サイドバック三都主」を使うのは、もう点を取りにいく以外の何物でもないわけで、その意味では実にシンプルかつ効果的な作戦だったと思う。
で、代わって入った羽生が動く動く。スペースがあればどんどん走り込み、真ん中が少し空けば突破を仕掛けていく。あーなるほど、オシムのやりたいサッカーの片鱗を見た気がする。中盤を少しずつ崩せるようになってきた時点で、もう戦術的には「勝ち」。あとは点を入れるだけ。シュート27本(内、枠内12本)フリーキック16本コーナー12本もあれば、まあ期待値として2点くらいは入るでしょ。そういう意味では極めて順当。


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